清麻呂の末裔って

2006年2月17日
こんなに強いカードだったの?!!

こいつはもー、賛美天使の再来なんじゃないかと思ってるアスですこんばんわ。
環境が変ってメタが回ると、いままで見向きもされなかったカードが脚光を浴びたりするのがこの世界ですけど、こいつはまさに「今が旬」のクリーチャーですな。間違いないw
たぶん、これから白絡みのコントロール組むならメロクよりドラゴンより先にまず末裔4枚からスタートだと思います。

でもこいつの真価は相手より手札が多ければこそ。
そして、最近ずーっと調整している例のデッキはエンジンが起動し始めれば常に手札は7枚オーバー。

というわけで、今までの方針を大幅に変えて、あえて除去の的になる末裔を活かす方向でデッキを組みなおしてみました。


デッキ名:Trading Company

平地5
アダーカー荒原4
湿った墓4
氷の橋 天戸4
寺院の庭1
低木林地1
草生した墓1
セレズニアの聖域1
ゴルガリの腐敗農場1
オルゾフの聖堂1
都市の樹 ヴィトゥ=ガジー1

清麻呂の末裔4
墓堀甲のスカラベ1

神の怒り4
信仰の足かせ3
屈辱3
化膿2
火花の結実1
撤廃3
脅迫的な研究3
けちな贈り物4
喚起2
回収1
交易路3
譲土からの生命1
霊都のランタン1

サイドボード

万の眠り2
悪夢の虚空1
全てを護るもの 母聖樹1
殺戮3
一掃2
象牙の仮面3
疑念の影3


メインは大きく変わったくせにサイドボードは以前のバージョンからほとんど変ってないとか虚構もいいとこだけど、今はこれが精一杯。
もう少しメタがハッキリしてきたらいくらでも変更する必要があるでしょうね。とくに万の眠りは増える予感。

で、メインの話ですけど、さすがに4色をそれもかなり均等に使ってるだけあって出来ることは多いです。

問題の安定性ですが、これはまだ不安が一杯。
マナ構成としては
白:17
青:12
黒:11
緑:9
という歪さで、今まで自分が組んだデッキの中でもダントツに「変」ですw
とはいえ、メインの土地24のうち18枚がなんらかの形で2色以上をサポートしてくれるので、以外と色事故は少ない気もしますが・・・。
これはまだまだ回してみないと分かりませんね。

前回からの変更点としては、カウンターの追放が自分の中で英断でしたw
というのも、このギルドパクト後の環境やメタを突き詰めていくとカウンターには依然として価値があるからです。

左リンクから飛べるカバ雄さんの記事に分かりやすくまとめてありますが、自分もスポイラーが騒がれはじめてから「次はカウンターラスの時代だ」と思っていました。
だからこそ、一貫して「除去の的にならないフィニッシャーによるカウンターラス、すなわちカウンターポスト」を研究しつづけて来たわけです。

ですが、調整すればするほど、カウンターが以前のような万能さを失っていることに嫌でも気付かされてきました。
端的にいって、対抗呪文のない時代のくせにアンチカウンターな要素が多すぎます。

一例を挙げれば
・ヴィトゥ=ガジー
・変成からの悪夢の虚空
・スカラベ
・ウルザトロンによる大量マナからのスペル連打
・母聖樹
・全ての生物がマスカンになる十手。
・そしてギルパク加入後には万の眠り

もう限界でした。
前々から、カウンターの場所に何か別のカードを入れようと試みてはいたのですが、そうなってくると途端にマナリークの偉大さが身にしみてにっちもさっちも行かなくなっていました。

そこに現れたのが、清麻呂の末裔でした。
最初はかなり半信半疑だったのですが、試してみると本当に強いです。以前のデッキの弱点であった、「勝ち手段が遅すぎる&少なすぎる」という欠点をある程度克服し、序盤から終盤まで活躍する様はホンマに賛美天使の再来です。
クリーチャー戦闘で優秀な壁役になるだけでなく、イゼットロン相手には猛火系の射程範囲からスタコラ離脱できるスピリットリンク能力はまさにジャストフィット。ご先祖様よかだいぶ強いですw

そうなると後の構築は簡単で、手札を増やす研究に、末裔の救助にも使える撤廃、マナを伸ばしつつ手札が減らないバウンスランド、とここらへんは想定内の動き。
スカラベは、ケチで持ってくるオプションを増やしたかったのと、なにより北の樹の木霊対策です。
このデッキに限らず、除去満載のコントロールデッキにとって北の樹を始めとするアンタッチャブル達は一種のガンみたいなモノなんで、どうしても防衛要員としてのスカラベが必要になっていたというわけです。
しかし、スカラベのコストBGGは結構大問題だったりしますがねぇ。

そんなわけで、今回はこのへんで。


そうそう。
サバ缶intoパスタはなかなか当たりでしたw

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