《突然の死/Sudden death》はサイカトグを殺すか?
2006年9月26日コメント (1)いや、もちろんカードの効果だけ見れば
《突然の死/Sudden death》はサイカトグを殺しますよ。
そりゃもう完璧に。
でもここで言いたいのは
件の除去カードがエクテンというフォーマットから
サイカトグというデッキタイプを駆逐するか、という話。
結論から言えば、僕は「No」だと思う。
そう思う理由は大きく分けて二つ。
一つ目は所詮1対1交換でしかないということ。
サイカトグというデッキは色々なタイプがあるけれど、どのタイプも強力なドロー手段を揃えてますよね。
単純に知識の渇望や嘘か真かを連打するタイプから
譲土からの生命+サイクリングランドを使うタイプまで、
「カードを対戦相手より多く引く」ことにかけては、サイカトグはエクテン全体で見ても飛びぬけていると言えるでしょう。
となれば、サイカトグが例え除去られても2体目を引くことなど朝飯前です。
また、そもそもデッキ内にフィニッシャーを多数用意するということでも、間接的に《突然の死》に対策できると言えなくもないのではないでしょうか?
追加のメロクしかり、セプターしかり。
1体でも除去を掻い潜れば、速やかに相手を蹂躙してしまう化け物相手では、いかに確実な《突然の死》と言えども「次の除去を引く前に負けてしまう」ように思います。
二つ目の理由は《突然の死》を入れて強いデッキが無いということ。
これはまあ、現在のエクテンで見当たらないだけで、将来開発されるかも知れませんが。。。
この刹那呪文が最も効果を発揮する時とは、どういう時でしょうか?
前述したように、このカードは「防御的に使っても時間稼ぎにしかならない」と僕は考えます。
反対に、ビートダウンしている時に「ブロッカーとして召還された」サイカトグを一刀の元に切り捨てられれば、これほどウマイことはありません。
サイカトグの強みの一つである、「序盤からクリーチャーの攻撃を(ほとんどの場合は)返り討ちに出来る」という部分を確実に握りつぶせるわけですから。
最初のトグを始末した段階で、ほとんど勝利は目前です。
ところが、ここで問題になるのがそんなデッキあったっけ?ということ。
黒が濃い高速ビートダウン、、、といえば黒ウィニーですが。。。最近見ないですよね?
近しいところでは、京都迷宮案内の呼び名で親しまれている黒緑系装備品ビート。
でもそれなら《火と氷の剣》で十分だし、そもそも《破滅的な行為》を押しのけてまで入るのか・・・とか考えてしまいます。
サイドボードまで目を向ければ,真髄の針ががが。
どーにも居場所が無いっぽい子?
というわけで
コントロールに入れるなら、化膿や屈辱、破滅的な行為といった応用力の高い先輩除去に敵わず、刹那を生かしきるビートダウンはそれ自体がパッとしないね
と思うわけですが。
どうでしょう?
このネタで、釣れますか?
Y/N
ノシ
《突然の死/Sudden death》はサイカトグを殺しますよ。
そりゃもう完璧に。
でもここで言いたいのは
件の除去カードがエクテンというフォーマットから
サイカトグというデッキタイプを駆逐するか、という話。
結論から言えば、僕は「No」だと思う。
そう思う理由は大きく分けて二つ。
一つ目は所詮1対1交換でしかないということ。
サイカトグというデッキは色々なタイプがあるけれど、どのタイプも強力なドロー手段を揃えてますよね。
単純に知識の渇望や嘘か真かを連打するタイプから
譲土からの生命+サイクリングランドを使うタイプまで、
「カードを対戦相手より多く引く」ことにかけては、サイカトグはエクテン全体で見ても飛びぬけていると言えるでしょう。
となれば、サイカトグが例え除去られても2体目を引くことなど朝飯前です。
また、そもそもデッキ内にフィニッシャーを多数用意するということでも、間接的に《突然の死》に対策できると言えなくもないのではないでしょうか?
追加のメロクしかり、セプターしかり。
1体でも除去を掻い潜れば、速やかに相手を蹂躙してしまう化け物相手では、いかに確実な《突然の死》と言えども「次の除去を引く前に負けてしまう」ように思います。
二つ目の理由は《突然の死》を入れて強いデッキが無いということ。
これはまあ、現在のエクテンで見当たらないだけで、将来開発されるかも知れませんが。。。
この刹那呪文が最も効果を発揮する時とは、どういう時でしょうか?
前述したように、このカードは「防御的に使っても時間稼ぎにしかならない」と僕は考えます。
反対に、ビートダウンしている時に「ブロッカーとして召還された」サイカトグを一刀の元に切り捨てられれば、これほどウマイことはありません。
サイカトグの強みの一つである、「序盤からクリーチャーの攻撃を(ほとんどの場合は)返り討ちに出来る」という部分を確実に握りつぶせるわけですから。
最初のトグを始末した段階で、ほとんど勝利は目前です。
ところが、ここで問題になるのがそんなデッキあったっけ?ということ。
黒が濃い高速ビートダウン、、、といえば黒ウィニーですが。。。最近見ないですよね?
近しいところでは、京都迷宮案内の呼び名で親しまれている黒緑系装備品ビート。
でもそれなら《火と氷の剣》で十分だし、そもそも《破滅的な行為》を押しのけてまで入るのか・・・とか考えてしまいます。
サイドボードまで目を向ければ,真髄の針ががが。
どーにも居場所が無いっぽい子?
というわけで
コントロールに入れるなら、化膿や屈辱、破滅的な行為といった応用力の高い先輩除去に敵わず、刹那を生かしきるビートダウンはそれ自体がパッとしないね
と思うわけですが。
どうでしょう?
このネタで、釣れますか?
Y/N
ノシ
コメント
トグを駆逐するまではいかないにしても、同じ土俵に引き摺り下ろすことが可能になるだけで、随分と影響を与えるはずです。
確かに化膿や屈辱・破滅的な行為は応用力が高いですが、カウンターされます。針は割られますし、剣は黒除去に耐性がありません。
通常の火力を重ねて倒せるようなやわなサイカトグなどいません。
これらをいくつか重ねて撃てば倒せることも多いでしょうが、その場合、それこそ二枚目を出すこともたやすいサイカトグに対して不利なカード消費をすることとなります。
これが、サイカトグを相手にする上でもっともガンであった部分でしょう。
少なくとも、刹那除去の導入により、「サイカトグにはこれだ」という、明確な目的を持ったカードの投入が可能になります。これだけで随分違うはずです。
刹那は、生かすのではなく、状況に応じて使用するということです。